学生、教員の活動

中国と沖縄の国際会議に参加しました

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の黒川です。

最近海外出張といえばベトナムが多かったのですが、10月は中国でした。中国の宣昌で開催された国際会議The 16th International Workshop on Information Technology and Control Applicationsで黒川研の学生2名が研究発表をしてきました。そのうち一人は中国から直接那覇に移動して、もう一つの国際会議2025 International Symposium on Nonlinear Theory and Its Applicationsでも研究発表をしてきました。二人とも大学院修士2年の学生です。これまでの研究成果を開かれた場所で発表できたことは良い経験になったと思います。

宣昌では地元の白酒を嗜んだり、乗り継ぎの上海では上海蟹を食べたり、沖縄ではステーキ食べたり、学会以外もしっかり楽しんできました。しばらく出張はなさそうですが、また次の機会を楽しみにしています。

Yichang

Naha

連携授業で出身高校の関連校を訪れることができた話

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先日、連携授業の担当で佼成学園女子高等学校を訪問させていただきました。

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実は私自身は佼成学園高等学校(男子)の出身で、当時は男子と女子は入学式と卒業式だけ合同開催でその他の接点はありませんでした。そのため、個人的な意味でもこの出張を楽しみにしていました。幸いなことに、高校側でご担当いただいたN先生も佼成学園高等学校で長く勤務されてからこちらへ赴任された先生でしたので、情報交換もできてとても楽しい出張となりました。

講義内容は八王子市にご協力いただいている農業IoT※の取り組みを具体例に、電気電子工学でどのような社会貢献ができるかといった話をさせていただきました。電気電子工学はそれ自体ももちろんですが、なにかx電気電子工学でありとあらゆる分野で貢献することが可能です。あいにくと冒頭で出身校ネタで話しすぎたこと、持ち込んだデモンストレーション機材のトラブルで時間をロスしたことで、最後は駆け足になってしまいました。なにかしら電気電子工学技術の社会的有用性をお伝えできていれば幸いです。

追記:
高校時代の写真や卒業アルバムを見返したことはほとんどないのですが、今回の講義準備のために写真を探しました。自分の写真を見てこれは誰だろう?などと思うような感じでしたが、高校時代を懐かしく思い出す機会にもなりました。よい機会をいただけたことに感謝申し上げます。

※IoTはセンサー・通信・AIを組み合わせた技術応用です。

 

夏の学会参加(その2)

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

日本インターンシップ学会 第26回大会に大原先生、瀬高先生とともに参加しました。

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私は前回の熊本での土木学会から直行(羽田空港で乗り換え)でした。学会参加の「はしご」というのはこれが初めだと思います。しかも九州から北海道というほとんど日本縦断に近い移動となりました。

コーオプに関する取り組みを情報発信すると共に、様々な事例を調査することで、非常にユニークで有益な取り組みを幾つも知ることができました。本学での取り組みを更によくしていく機会になりました。

 

夏の学会参加(その1)

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

熊本県で開催された土木学会全国大会に大学院生4名と共に参加しました。

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ちょうど大雨があって、無事に発表を終えられるか心配もありました。今回参加した学生は偶然、全員が留学生だったので、特に心配になったのではないかと思います。おかげさまで学会参加に関しては被害もなく、4名とも無事に発表を終えることができました。

私個人としては熊本訪問は20年ぶりぐらいになりました。そのときは「いきなり団子」が美味しいという記憶が残っています。物産展などでみかけると今でも購入してしまいます。今回ははじめて「あか牛」を堪能しました。馬刺しに初挑戦した学生もいました。知らなかった美味しいものに巡り会えるのも学会参加の醍醐味だと思います。

 

[農業IoT] 八王子市による視察に同行しました

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

八王子市の協力を通じて市内の農業者および小学校に農業IoTデバイスを設置させていただいています。先日、八王子市による視察がありまして、それに新海先生と共に同行させていただきました。

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どのようなデバイスを設置、計測データとその展望などを天野から説明し、農業者・市役所の担当者を交えてディスカッションさせていただきました。

農業には様々な問題、例えば従事者・後継者や高温などの気象的な問題があります。多くは全国的なものですが、この取り組みでは特に八王子を中心とした地域における課題の抽出とその解決の一助になればと考えています。

 

コーオプ教育に関する研究成果を発表

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先日、工学教育研究講演会にて瀬高先生が学会発表しました。

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工学部では約10年間、コーオプ教育に取り組んできました。天野研ではこれまでにもコーオプ教育に関する研究に取り組んできました。今回は天野研の実験講師として瀬高先生がその研究成果を発表しました。

コーオプ教育に関する研究は、工学教育に関する重要なものと考えています。これは単なる学術でなく、学生の得られる学習内容の向上に資するものになるからです。当然、ここで取り組んでいる研究成果は随時、コーオプ教育実施にも反映していく予定です。

瀬高先生は天野研OBでもあります。久しぶりに一緒に学会に参加しました。こういった連続性も教員の醍醐味かもしれません。

 

大学院生の皆さんがスウェーデンで開催の国際会議で発表しました

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の前田です。

前田研究室の大学院生の** *君と森田 廉君(ともに修士2年)ならびに前田研究室の修士OBの安藤 陸君(現三重大学大学院博士1年)の3名の大学院生の皆さんが、7月にスウェーデンのマルメ―で1週間にわたって開催されました窒化物半導体の国際会議ICNS-1515th International Conference on Nitride Semiconductors, July 6-11, Malmo, Sweden)でポスター発表を行いました。

ICNSは隔年で開催される窒化物半導体最大の国際会議で、第15回の今回も世界中から千名を越える研究者が一堂に集まり、最新の研究成果について発表や議論が熱心に行われました。また会議中にはExcursion(遠足)やBanquet(正餐)などのソーシャルプログラムもあり、開催地を楽しむことができるのも大きな魅力です。**君、森田君、安藤君の3名の大学院生の皆さんも英語での発表や議論に加えまして、他の参加者との交流や美しいマルメ―の街や現地のおいしい料理も大いに楽しみました。

これから大学に進学される高校生の皆さんにはまだずいぶん先のことと思われるかもしれませんが、学部卒業後に大学院に進学される学生さんも近年増えております。大学院に進学いたしますと、国内学会での発表やさらには国際会議や英語論文での発表の機会があります。ですので、大学院生の皆さんは日頃の勉強や研究も大変なのですが、それだけにその先にはより大きな可能性が開かれることになります。大学入学後には皆さんもぜひ大学院進学もお考えになってみてはいかがでしょうか。

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電気電子工学科 学生実験の新装置を導入:ショットキーダイオードを自作!

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の荒川です。

電気電子工学科の2年生が取り組む学生実験では、「物性・電子デバイス」をテーマに、半導体に関する基礎的な実験を行っています。その中でも注目すべきは、ショットキーダイオードの作製と評価です。

この実験では、半導体製造技術の一つである「蒸着法」を用いて、学生自身がシリコンウエハ上にアルミニウム電極を作製します。実際に蒸着装置を用いてアルミニウムを蒸着し、ショットキーダイオードという半導体素子を自らの手で完成させるという、非常に実践的な内容です。さらに今年度からは、新たに導入された蒸着装置を使用しています。

電気電子工学科では、こうした最新機器を活用しながら、座学だけでは得られない“ものづくり”のリアルな体験を通じて、電子工学の理解を深めることができます。学生たちの「自分の手で作る」喜びと達成感が、学びのモチベーションをさらに高めています。

[農業IoT] 講演会実施

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先日、食と農の未来研究センター 農業IoT部門で客員教授をお願いしているNTTアグリテクノロジーの酒井社長にご講演いただきました。

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スマート農業の最前線をテーマに、最新技術の紹介とその社会的意義について深く掘り下げる貴重な機会となりました。紹介された技術の実用性や応用可能性に強く関心を寄せていました。LPWA通信技術・鳥獣害対策・環境制御システムといった技術に特に関心が集まっていたようです。

 

また農業IoTが単なる技術でなく、地域社会や環境保全に貢献し未来を創るための力であることを実感することができたようです。起業・経営に関わる方からお話をお伺いすることで、技術を学ぶことで社会にどのように貢献できるのかといった展望を得ることができていれば、この講演会を企画した甲斐があったと考えています。

7月20日のオープンキャンパスでは電気電子工学科の体験講義を天野が担当します。その中でも天野研で取り組んでいる八王子市内での活動についても紹介する予定です。

 

[農業IoT:小学校] 農業IoTに関する新たな試み

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

食と農の未来研究センター 農業IoT部門での天野研の新たな活動の一環の端緒として4, 5月に、八王子市内小学校の校長先生の集まる会議で説明させていただきました。

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詳細は進行に合わせてブログにまとめる予定です。農業IoTの成果と研究を小学校での教育・業務に活用していただけないかと考えています。

 

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