学生、教員の活動

学生活動紹介:学生がノートPCセットアップに活躍

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

今回は在校生の活躍を1つ紹介したいと思います。有隣堂・メディアロビーでアルバイトをしている卒研生が、ノートPCのセットアップに関わった話です。

ある日、メディアロビーでアルバイトしている天野研の卒研生から「はんだごてを貸してほしい」という話がありました。なぜメディアロビーではんだごてなんだろうと不思議に思いました。そこではんだごてを貸したときにその学生に事情を聞き、その後、有隣堂の担当者から別件で納品していただく件があったので、そこでも取材しました。以下はその取材結果となります。

八王子キャンパスの全学部でノートPCを必携としています。その導入~サポートは有隣堂とメディアロビーが行っています。毎年4月上旬に新入生にノートPCを引き渡すために有隣堂で初期設定を行っています。昨年からプロビジョニングパッケージというツールを用いていましたが、今年はそれが正常に動作しないトラブルが発生しました。

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そこで有隣堂とメディアロビーのアルバイト学生が中心になって、Raspberry PIマイコンを使った回避策を準備しました。そのマイコンへのボタン取付のためにはんだごてが必要だったので、天野研の学生も協力しました。

このような実務面での経験は講義では得られない貴重なもので、参加している学生たちは大いにレベルアップしたものと思います。

こういった裏方の尽力があって、新入生はスムーズに4月のIT利用をスタートできています。教職員としても授業を円滑に実施できるので感謝しかありません。ありがとうございます。

 

教職員活動紹介:教育DXの企画が第2弾アイディアコンテストで優秀賞に選ばれました

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先日の教職員活動紹介ブログの続きになります。

第2弾となる学園教職員によるアイディアコンテストの結果報告をします。

2件の優秀賞の一つに私の提案が選ばれました。望外にも前回に引き続いての受賞となりました。受賞したらブログ用写真撮影もしなければなりません。今回も理事長にお願いしてブログ用写真の撮影をしてきました。

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今回のコンテスト内容は「教育に関わる内容」でした。私は約2ヶ月かけて真剣に考えて、企画書を作りました。その内容が評価されたようでとても嬉しいところです。

私が提案した内容は「教育側もDX」という方向性の企画でした。DXとはデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で、IT技術を活用してビジネスや社会を変革することです。教育内容にDXを取り組むのは当然のこととして、教える側もDXすることでより効果的な学習環境を提供できると考えました。

提案内容はいずれなんらかの形で実現して教育環境の改善につなげたいと考えています。

追記:
DXということでこのブログも一度書き上げた後にAIチャット(Bing)を使って校正しました。かなり大きく変更する案が出てきたので、1/3~1/2を採用する形で書き直したものを掲載しています。

 

卒業生活動紹介 : 同窓会理事会評議会

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

教職員活動の次に卒業生の活動も紹介してみます。

私は本学の4期生(大学院生としては一期生)でもあります。その縁?で同窓会理事として、主にITシステム管理と選挙実施を担当しています。

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年に2回の役員会を定例実施していて、写真は先日行ったハイブリッドでの理事会評議会の様子です。実は同窓会の理事・評議員には天野研の卒業生もいます。年に2回定期的に卒業生に会えるというのはなかなか希有なことかもしれません。

本学はまもなく40周年を迎えます。大学としてはまだ若く、同窓会も活動内容を試行錯誤しています。どんどん新しいメンバーを迎えて活性化できると嬉しいです。参加してみようという方はぜひご連絡ください。

追記:
卒業生の皆様、ぜひ住所変更&メールアドレス登録をお願いします。連絡手段の維持と通信コスト削減に御協力ください。

 

教職員活動紹介:学園教職員の集い

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

私たち大学教員の主な業務は大別すると教育・研究・雑務となります。普段のブログは教育(≒学生の活動)・研究に関するものがほとんどです。ですが大学も組織ですから様々な雑務と呼称されるタスクがあります。よくあるところではトップダウンでメンバーも開催も決まる委員会があります。私も幾つかの委員会のメンバーです。

先日こういったトップダウンの委員会ではない、教職員の集いがありました。第2弾学園内アイディアコンテストにエントリーしたメンバーのうち、日程のあった有志6名が集まった会です。図らずも最初に言い出したのが私だったので、ブログで紹介してみることにしました。

この集まりには大学・専門学校、異なるキャンパスのメンバーが混在していて、ほとんどがお互いに知り合いでありません。知り合いでないのにボトムアップで集まったというのがこの集まりの特徴です。多様な視点をもった異なる立場の教職員がこんな風にさっと集まれるのは本学・本学園の特徴です。

とはいえ同じコンテストにエントリーしたチャレンジャーとも言えるメンバーです。集まりでは自己紹介とコンテスト提案内容紹介を行い、活発に様々な意見・情報交換ができました。とても刺激的で楽しい会議でした。普段の委員会ではなかなか楽しかったとは言えないところです。これまでお互いに知らなかった課題・要望を知ることができたので、その一部だけでもこれからなんらかの実現に結びつけようと考えています。

普段のブログとはちょっと違う、いわば教職員活動紹介ブログとなりました。大学(学園全体)でこういったことをしながら様々な改善に取り組んでいると知ってもらい、だったらこんなことはできるの? といった学生・教職員間、教職員間・学外との交流のきっかけになればと思って書いてみました。

スキルアップ講習会を開催しました(Arduinoマイコン&はんだづけ)

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先週・今週と事情により2回に分けて、スキルアップ講習会を開催しました。その内容はArduinoマイコンの基礎(開発環境のセットアップ、Lチカ、外部センサーの利用)とはんだづけです。

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いずれの項目も実験でも扱っています。Arduinoマイコンは実験の中では実験装置の一部であって、必ずしもその開発を自力でできるようにするといったものでありません。Arduinoの基礎編的な学習コンテンツはいろいろありますが、Arduino IDEとVisual Studio Code(+ PlatformIO)の両方を並行して学ぶのはちょっと珍しいのではないかと思います。はんだづけは善し悪しの評価の目を養いつつ、回数を繰り返すことが必要と考えました。

こういったスキル獲得は必ずしも大学の正規カリキュラムと整合性がよくありませんが、コーオプ実習や卒研での実行力としては大変有益なところです。そこでこういった実践的なスキルを習得するニーズがどれぐらいあるのか、どれぐらい有益なのかを知りたいと考えて試行しました。

受講した皆さんがしっかり集中して取り組んでいる様子を見て、(ちょっと準備は大変でしたが)試行してよかったのではないか、と感じています。どんなところが難しいのか、といったことも見えてきたので、今後の卒研指導などにも役立ちそうです。

施設見学(NTTe-City Labo)の報告

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先週、NTT東日本様の研修施設にある「NTTe-City Labo」を天野研の新卒研生(3年生)8名とともに見学させていただきました。共同研究でご一緒させていただいている皆様のご提案・ご尽力でこの見学が実現しました。関係者の皆様、ありがとうございました。

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通信を活用している事例はもちろん、それ以外も含め様々な最新の取り組み事例を一度に知ることができました。これまでにもいろいろとお話を伺っていた私もたいへん学びになりましたし、初見の学生のみなさんは驚いたところが多かったと思います。資料でただ知るだけと違い、実際に動く事例を見るのは迫力・説得力が違います。

3年生はちょうど創成課題を通じて各自の研究テーマを決める文献調査をほぼ終えたところで、来週のミーティングで仮のテーマを定める予定です。ちょうどよいタイミングとなって、学生にとっては自身の研究テーマの展望を得るよい機会になりました。見学後には意見交換会も行いました。企業の方々と話をすることにかなり緊張している様子も見られましたが、これは就活に向けたよいトレーニングにもなったと思います。配属学生の新たな一面が見られたりもして、そういった意味でも有意義な見学会となりました。

 

大学コンソーシアム八王子にて優秀賞受賞

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の坪川です。

12/412/5の両日に八王子市が主催する大学コンソーシアム八王子が開催され、

八王子市内の大学や高等専門学校から約280名の学生が発表参加しました。

工学部の電気電子工学科からも4名の学生が発表し、口頭発表の部で2名が優秀賞を受賞しました。

1人は電気電子工学科3年生の奈良 海徳さんが、私の担当する前期授業科目「地域連携課題」の成果として、

「安心して八王子駅前を歩くために」を発表し、優秀賞を受賞しました。

工学部で、この授業の成果を学外で発表したのは初めての試みでしたが、取組みを評価してもらうことができました。

もう1人は、私の研究室(坪川研)の4年生 我妻 嵩斗さんが「関節軌跡情報を用いた手話認識手法の評価」を発表し、

優秀賞を受賞しました。

受賞した2人は、とても誇らしい様子で、自信につながったと思います。これを励みに、今後も頑張ってください。

授業で学んだことを発表し受賞できたことは、私たち教員にとってもうれしい限りです。

 

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(左:3年生 奈良さん 右:4年生 我妻さん)

 

https://gakuen-hachioji.jp/wp-content/uploads/2022_awards.pdf

大学コンソーシアム八王子学生発表会 受賞者一覧

輪講の様子

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の木村です。

半導体デバイス工学は、半導体結晶それ自体から、デバイスの構造や作製方法、半導体結晶中での電子の振舞いの理解、そして、予想されるデバイス特性の理解というように、その内容は幅広く、習得には電磁気学や量子力学、化学といったこれまでの知識のすべてを必要とする電子工学の中で集大成ともいえる学問の1つです。

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その半導体デバイス工学の理解を深めいたいと、4年生と3年生が一念発起し、半導体デバイス工学のバイブルの1つである、Simon M. Sze, Ming-Kwei Lee, "Semiconductor Devices: Physics and Technology, 3rd Edition", Wiley, Sep., 2012の輪講を11月から5限の時間を使って始めました。写真は、先生役の学生が他の学生に説明をしている風景です。机の真ん中に置いてあるものは直径300mmSiウェハです。英語で書かれている半導体デバイス工学の教科書に悪戦苦闘しつつも、実物を見ながら、学生だけで読み進めています。将来が楽しみな、とても頼もしい学生たちです。

手品ウィーク?

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

大学教員をしていますと模擬授業・出張講義といった形で高校生向けに説明する機会があります。いつもの大学生と違う、高校生の皆さんに講義させていただくと新たな発見もあり、いろいろと学べることがあります。

先週は2回の模擬講義(高校へ出張&八王子キャンパス)を行いました。これまでのそれなりに長い教員生活でも、1週間で2度というのは記憶にありません。学会発表や新たな講義の開始日もあって先週はなかなかタフな1週間でした。

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模擬講義の内容は前後関係や時間などの違いがあるので内容はそれぞれ異なっていますが、その中で共通にご覧いただいたデモンストレーションがあります。

披露したデモンストレーションの内容はインフラIoTに関する研究で用いている音伝播特性+AI/機械学習による技術を転用した簡単な手品となっています。今週はこの手品を2度、実演したことになります。

更に金曜日にはQ4(第4クォーター。後期の後半)にある私の担当する大学院講義の開始日でした。この中でも説明している技術の延長線上で何ができるのかを説明するための技術デモンストレーションとしても実演しました。更に更に元ネタ?になっている技術を用いた研究内容について、水曜日に開催された学会(第3回AI・データサイエンスシンポジウム)で発表も行いました。

という感じで私的には先週は手品ウィークとでもいうべき1週間でした。大学では出張講義・模擬授業についてのメニューのようなものの用意があります。もしご関心ありましたらぜひ大学広報課までお問い合わせください。

電気電子工学科3年生 学部長賞受賞式

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の坪川です。

先日、3年次学部長賞の授与式がありました。学部長から1名ずつ賞状と副賞が授与されました。

 

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今年度の3年次学部長賞は地域連携課題の成果を基準に選定され、電気電子工学科では14名の学生が受賞しました。

電気電子工学科の地域連携課題では、八王子市の課題発掘・現状調査・解決策に各グループユニークな発想で取り組み、

SDG'sに貢献できる考え方を学んでいます。

授業の合間での授与式となったのでいささかせわしないところもあったかもしれません。

選出された皆さん、おめでとうございました。

 

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