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2024年12月

2024年12月27日 (金)

入学前交流会を実施しました

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

昨日、総合型入試や推薦入試などで入学が決まっている皆さん向けの交流会を実施しました。

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この入学前交流会は工学部で昨年度から取り組んでいるイベントです。入学前に期間が空いてしまう皆さんの不安を解消し、入学を楽しみにしてもらえるような交流を目指して実施しています。写真は学部全体の様子です。その後、学科ごとに実施しました。

学部部分を教務委員長として私が担当しました(電気電子工学科部分も私が担当ですが)。皆さんから質問をしてもらう時間をとったのですが、とてもハイペースでどんどん質問が出てくるのに圧倒されてしまいました。私はイベント立案・実施が得意ではないので、うまくできなかった部分も多かったと思いますが、全体としてはなんらかの役には立てたかなと思います。

そもそも任意参加イベントですし、参加しなかったから不利になるといったことは一切ありません。参加した人たちが起点となって入学後のスムーズな人間関係の構築につながったらベストです。工学部ではいろいろな取り組みをしているんだな、とご理解いただければ。

 

2024年12月16日 (月)

学生・企業交流会(リスキリング講座主催)

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

リスキリング講座で学生・企業交流会を開催しました。

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電気電子工学科に対する求人は非常に多くかつ多様性があるので、学生は自分にあった企業を見つけることは逆に難しいような気もしています。

リスキリング講座では学生と同じ講義を受講している社会人がいます。学生から見れば同じ授業を受けた先輩社員のいる会社が存在することになります。これはリスキリング講座でなければ成り立たない条件で、これをきっかけとした学生・企業交流の場として開催しました。

どうせなら(と思っていろいろと手を出すので、多忙になってしまうわけですが)ということで、今回は立食パーティ形式で実施しました。立食パーティは学生のうちにはあまり経験する機会がないと思います。社会に出る前に一度、経験しておくと良いのではないかと考えたものです。

学生の様子を見てみると、企業からの説明に聞き入っていて、飲食しながらというのは冒頭のみだった人が多かったかも知れません。それはそれで本来の目的は高い効果を発揮したといえます。私の進行力不足はありましたが、全体としては参加した学生・企業の皆さんが様々な形で情報交換できて、なにか役に立ったのではないかと思います。

 

2024年12月15日 (日)

鹿とのふれあい

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

唐突ですが私は日野市の出身です。日野市といえば2024年は「鹿」に注目した話題のアニメが放送されました。次女も歌をときどき口ずさんでいました。私が通っていた小学校への道や覚えのある場所が何カ所もそっくりな場所が映像化されていてワクワクしました。だからというわけではありませんが、先日、奈良公園へ行ってきました。

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奈良公園で卒研生たちと鹿のデータを計測してきました。上の写真は計測に協力してくれた鹿のうちの1頭です。鹿たちはとてもかわいいのですが、アグレッシブに鹿せんべいを要求する様、きちんとカメラ撮影には付き合ってくれる行動、どうやら鹿の間にも微妙な力関係があるらしい様子などは生きる力を感じさせるものでした。

わざわざ奈良公園まで行かなくてもと思われるかも知れません。実は学生たちはこれよりも前に、多摩動物公園(これも日野市)にも行っていて、動物園で檻や柵越しにできる撮影は済ませています。詳細はもちろん書けないですが、鹿の様々な方向・角度・距離のデータが必要なテーマが幾つかあって、それを大量に蓄積することが今回の主要な目的でした。

よいデータはよい実践的な研究に不可欠です。ここから最後のデータ分析を経て素晴らしい卒業論文にまとまるものと思います。

 

2024年12月13日 (金)

リスキリング講座を活かした取り組み(2)

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

前回に続き講義「センサー工学」における企業の方による説明を行っていただきました。今年度合計で3回を実施しました。

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第1回目をK社様、第2回目・第3回目をK社様(省略すると同じになってしまいますが異なる2社で合計3回)にご担当いただきました。対面で2回、オンラインで1回です。リスキリング講座は基本的に多摩地域の企業にご参加いただいていますが、オンラインは過去最長距離、関西からリスキリング講座にご参加いただいている方にご説明いただきました。

様々なお話をいただき、学生からの質問も時間で打ち切らないとならないほど活発でした。

今年度のこの取り組みはこれで完了となります。講義内容に関連したことを同じ講義を受講している社会人にご説明いただくということの取り組みはリスキリング講座でなければできません。学生の反応も上々で、この取り組みが大学生にとっても有益なものになっていることを示していると考えています。

 

2024年12月 3日 (火)

リスキリング講座を活かした取り組み

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

工学部では幾つかの科目でリスキリング講座を試行しています。企業の方々が対面・オンライン・オンデマンドで受講しています。

この取り組みを単に社会人の学び直しと捕らえるのではもったいないので、私の担当する講義「センサー工学」では参加いただいている企業の方に講義内でセンサーに関わる製品を紹介いただいています。

その今年度第2弾としてK社のG様にご登壇いただきました。

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多岐にわたって非常に興味深いお話をしていただきました。単にセンサー関連の話題というだけでなく、人生の歩み方、技術者としての展望、センサーと他の技術の関連などを企業ならではの実践的な視点でお話しいただけたので、学生の皆さんもかなり大きなインパクトのある情報を得られたと思います。質問が途切れなかったことからも学生に大きなよい影響を及ぼしたことは明らかでした。

現在取り組んでいるリスキリング講座を私は単に社員教育といったことでなく、企業と大学の交流の一環の一つと位置づけています。相互に活性化できる仕組みとなるように展開できれば幸いです。その結果は当然、大学生にとっても大変有益なものであるに違いありません。

 

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