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2024年6月

2024年6月27日 (木)

卒業研究で必要な電子部品を秋葉原に買いに行きました

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こんにちは、電気電子工学科の前田です。

前田研究室の卒業研究では研究テーマによっては電子回路の設計や作製が必要になります。そこで卒研講師の先生や大学院生が卒研生を連れて秋葉原に電子部品を買いに行きました。

秋葉原は、アキバ、AKIBAなどの略称で呼ばれ、今やアニメやメイド喫茶のイメージが強い街ですが、実は元々は半世紀以上前から電子部品店のメッカとして有名でした。現在においてもその名残が残っており、目立たないながらも多数の電子部品店が存在しています。

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単に電子部品を購入するとはいえ、無数に販売されている電子部品の中から自身の回路作製に必要な電子部品を探して購入するためには、豊富な経験や専門的な知識やノウハウが必要不可欠です。今回の電子部品購入でも、卒研講師の先生や大学院生からデバイス特性を比較しながら電子部品を選定する方法、さらには生産終了となった電子部品の見つけ方等のアドバイスもいただき、卒研生は卒業研究に必要な電子部品を秋葉原で無事に揃えることができました。

2024年6月25日 (火)

ベトナム・ホーチミン市工業大学に訪問

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こんにちは、電気電子工学科の黒川です。

6月19日から22日の日程で工学部との提携を結んでいるIndustrial University of Ho Chi Minh City(IUH)を工学部の教員3名で訪問しました。

今回の主な目的は8月〜9月に予定しているホーチミン市でのインターンシップ、サイエンスコミュニケーター活動、10月に予定しているIUH学生の本学訪問についての打ち合わせでした。その他、いくつかの学部の先生方と今後の連携に関するディスカッションを行いました。

なかなか打ち合わせが盛りだくさんでタイトなスケジュールでしたが、多くの人と話すことができて良い出張でした。

サイエンスコミュニケーター活動はIUHの学生と東京工科大学の学生がチームを組んでホーチミン市の高校生や中学生を対象に科学実験教室を行うという活動です。このイベントは昨年(2023年12月)にも実施しましたが、現場では英語とベトナム語が飛び交う感じで、活気あふれるとても楽しいイベントでした。詳細は以下のリンクからぜひご覧ください。

ホーチミン市はとても活気のある街でまた8月に訪問するのが今から楽しみです。

2024年6月16日 (日)

学部特色入試向け模擬授業(ショート講義)を実施しました

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

本日(6/16)のオープンキャンパスでショート講義(学部特色入試向け模擬授業)を実施しました。

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初の試みで広報を十分にできていなかったところもありましたが、多くの皆様にご参加いただきました。ありがとうございます。

学部特色入試としての位置づけとしてはこの講義内容から自由に発想していただいた内容を発表していただくことになります。こんなことができたんですよ、という話だったので、それができるなら……といったことなど、いろいろとお考えいただければと思います。

今回は天野が担当したので「社会インフラ向けIoT」といった内容でした。次回7月のオープンキャンパスでは新海先生からワイヤレス給電に関する模擬授業を実施する予定です。

 

2024年6月10日 (月)

6/16 オープンキャンパスでショート講義(学部特色入試題目説明を含む)を担当します

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

6月16日(日)のオープンキャンパスに向けた準備を進めています。今回はショート講義を天野が担当します(研究室では学生が展示もしています)。

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学部特色入試では多様性のある幾つかの発表内容があります。その中の一つとして、講義内容を元に自由な発想を巡らせ、その内容をプレゼンテーションをしていただくような形式があります。いわば今回はその1回目の「題目発表」に相当します。

学部特色入試と関係なくても、ショート講義の内容自体は私が産学共同研究として取り組んでいる研究内容を紹介するので、電気電子工学科における学びの一端をご理解いただけるような内容となりますので、ぜひご参加ください。

追記:
学内で行き違いがあって開始時刻の表記が揺らいでいました。11:00開始が公式情報です。当日は会場で状況に応じて臨機応変に調整します。

 

2024年6月 7日 (金)

地域連携課題の最終発表会 受賞式の様子

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こんにちは、電気電子工学科の坪川です。

電気電子工学科の3年生の「地域連携課題」という授業を担当しています。この授業では、八王子市の様々な課題を自分たちで取り上げ、実際に現地がどのような状況になっているのか取材したり、現地に確かめに行きます。その現地調査した結果から、学生自身が取り組める解決策を考え、地域貢献の可能性を模索するSDG's授業です。例えば、地域のフードロス問題や防災対策、地域の活性化など、電気電子工学科とは一見何の関係もなさそうな問題にも自ら取り組んでいます。

今期は、高尾山のポイ捨て対策について取り組んだグループが投票数1位を獲得しました。1位のグループ、おめでとう!

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2024年6月 6日 (木)

卒業生の米澤さんが「電気学術女性活動奨励賞」を受賞しました

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こんにちは、電気電子工学科の高木です。

電気学会の東京支部では、「東京支部管内の学校で電気工学を修めた優秀な女性学生会員を表彰する制度」を設けています。

電気電子工学科 卒業生の米澤理沙さんは、3年生の卒業課題からコイルが巻かれるモータコアの損失とモータ効率の関係に関心を持ち、この分野の文献調を始めました。この結果、モータコアはモータの出力効率に大きな影響を与え、低損失なケイ素鋼板、アモルファスコアの適用が検討されていることが分かりました。

4年生の卒研では、通常のケイ素鋼板、低損失なケイ素鋼板、アモルファスでのモータ効率を電磁界シミュレーションJMAGで計算しました。モータコアの損失とモータ効率との関係を定量化することができました。さらに、低損失コアと通常コアのモータを試作し、出力効率を測定し、低損失コアの優位性を実証することに成功しました。

文献調査、シミュレーション、実験の3段階を通して、モータコアの損失と出力効率との関係をしたことに対し、電気学会から「電気学術女性活動奨励賞」が授与されました。

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2024年6月 5日 (水)

グラフェンコンテスト

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こんにちは、電気電子工学科の中払です。

当研究室では2次元物質を研究対象としています。そこで、4年生の皆さんの卒業研究の第一歩として、代表的な2次元物質であるグラフェンの機械的剥離法(スコッチテープ法)を習得して、作ってもらったグラフェンの中から優秀作品を選出する“グラフェンコンテスト”を行いました。

選考のポイントは、1) 単原子層であること、2) 面積が大きいこと、3) 単原子層の領域の周囲に多層グラフェンができるだけ接していないこと、の3点です。

4年生の皆さんは初めてのスコッチテープ法の体験でしたが、とてもよい作品が出来上がりました。どれも甲乙付け難いなかで、下記の4枚を優秀作品に選出しました(順不同)

出川君の作品             石川君の作品

DI

名取君の作品             谷口君の作品

NT

優秀作品の皆さんには、豪華なささやかな賞品が贈られます。おめでとうございます!

 

2024年6月 4日 (火)

光ファイバの実験

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こんにちは、電気電子工学科の木村です。

現在、光ファイバ1)に関する実験を3年生が行っています。光ファイバ中を伝搬する光を実際に見ることができず、伝搬モードについて実感を持つことが難しいです。これを可視化する実験装置を4年生と考案中です。

段ボールを使った予備実験では、スマホのカメラで見ることに成功しました。この映像が撮影できたときは学生さんも大喜びで、すぐに先輩に自慢していました。このように、難しい内容でも逃げずに大切なことをしっかりとわかりやすく伝えられるよう、学生さんと共に日夜奮闘しています。

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1)光ファイバ:光通信や胃カメラなどに応用され、現在無くてはならない重要なデバイスの1つです。

2)伝搬モード:光ファイバ内には定在波が立っており、それ以外の光は伝搬することが来ません。これらをモードと呼んでいます。

電気電子工学科 木村 康男

2024年6月 3日 (月)

電気電子工学科のサイエンスコミュニケーター育成支援教育プログラムの取り組み

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こんにちは、電気電子工学科の荒川です。

東京工科大学工学部では、科学やテクノロジーに関する専門知識を一般向けに分かりやすく伝える「サイエンスコミュニケーター」の人材育成支援の教育プログラムを行っています。2023年度には、工学部の機械工学科、応用化学科とともに、電気電子工学科の学部生、工学研究科の大学院がベトナムのホーチミン市工業大学と共同で現地の高校生、中学生に実験の体験イベントなどへの参加を行いました。

今年の5月に開催された夢プロ体験実験では、電気電子工学科の出身の大学院生が、「可変電圧可変周波数方式(VVVF)インバータの実演」と「水素と酸素を利用した燃料電池」を紹介しました。興味のある学生のみなさん、参加してみてはいかがでしょうか。

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2024年6月 2日 (日)

八王子環境フェスティバルに出展します

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こんにちは、電気電子工学科の新海です。

2024年6月9日(日)に八王子の東京たま未来メッセで行われる八王子環境フェスティバルに出展します。

電気電子工学科では都市型のマイクロ風力発電のポスターを展示します。

このフェスには、市民団体・企業・学校・行政などが出展します。

子どもから大人までが楽しめる内容となっているようです。お近くの方はどうぞ。

 

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2024年6月 1日 (土)

沖縄県内での農業IoTに関する視察(食と農の未来研究センター)

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先日ご紹介した食と農の未来研究センターの活動に関連し、先日、視察のため沖縄県へ出張に行きました。

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視察内容は今はまだ掲載できないので、写真は那覇市役所です。いつ見ても格好が良い、迫力のある建物です。

以前から社会インフラに関連した共同研究を株式会社 南伸さまとしているため、沖縄には何度も来ています。通算でそろそろ10回目ぐらいになるのかもしれません。今回は内容は農業IoT関連となりますが、南伸さまにご協力いただいて、実際にIoTシステムを導入しているところを訪問させていただきました。訪問させていただき、お話をお聞かせいただいた方も、ありがとうございました。

あいにくの大雨で隙間時間の観光ができなかった……じゃなくて、視察のための移動はなかなかたいへんでしたが、たいへん有意義な情報交換ができました。

 

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