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2024年3月

2024年3月23日 (土)

3月の研究活動(学生の学会発表など)

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

3月は学会シーズンでもあり、講義もない(仕事は山のようにあるが移動はできる)のでいろいろと活発に活動しいやすい時期となります。

この3月の研究始まりは3名の学生の学会発表で始まりました。

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電子情報通信学会総合大会が広島県で開催され、大学院修士課程の学生1名、卒研生2名が発表しました。それぞれ緊張はしたものと思いますが、よい経験を積みつつ、貴重なご意見をいただくことができました。ここで学会発表した内容に関連した展示もあるので、ご関心のある型はぜひ3月24日のオープンキャンパスへお越しください。天野制作のQRカードスタンプラリーも実施します。

新たに「食と農の未来研究センター」が設置されたので、少しだけですがその情報も展示ポスターを用意しています。これまで社会インフラ関連で培った技術を別分野へも展開しようと考えています。

その後、共同研究の関連で私は東北、関東と徐々に八王子との距離を近づけるように(もちろん偶然ですが)毎週のように移動していました。来週の都内で今月は完結の予定です。

いささか多忙ではありますが、おかげさまで様々な研究の機会と優れた学生に恵まれていろいろと挑戦できていてたいへん嬉しい限りです。

 

2024年3月18日 (月)

3月24日のオープンキャンパスに向けたIoTシステム開発

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

3月24日(日)にオープンキャンパスを開催します。それに向けてQRカードを用いたスタンプラリーを実施するためのIoTシステムを再構築しました。

昨年のオープンキャンパスで試みたので、そのときのソフトウェアはあるのですが、今年のオープンキャンパスに向けてほぼ一から再構築しました。これにより、いただいたご意見等を反映し、応答速度の大幅な改善を実現しました。この構造自体が研究で取り組んでいる社会インフラIoTとほぼ同一で、研究技術の応用例になっています。

直近2回の出張で往復の新幹線の車内の時間の2/3ぐらいを費やしてプログラムのおおよそ半分を書きました。といっても機能をモジュール的に分割して勘案し、AIチャットを使って必要な処理をひたすら書き出していくことに注力し、帰宅後に組み上げた感じです。

結果的に見ると、ずっと車内でAIチャットに指示出しをしていたわけです(いずれも仕事用車両にしました)。希望するモジュールを生成する指示を出す、出てきた結果を見て違う部分を修正指示すると言ったことの繰り返しです。それなりの規模のプログラムになったのですが、自分で書いたのは1/5にも満たないと思います。AIチャットの登場でこういった形でプログラミングできるので、かなり高度な内容でも実に簡単・短時間で実現できます。簡易プログラミングの考え方も大きく変わりつつあるように感じました。

 

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