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実践工学プロジェクト演習の試み(AIチャットの使い方)

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

工学部では実践工学プロジェクト演習という新たな科目の導入を計画していて、その試行をこの夏に行いました。私は「AIチャットの使い方ー基礎~マイコンIoTまでー」を行ってみました。

参加人数は少なくて少し寂しかったのですが、逆に個々の学生と対話的に進められたのはかえってよかったかもしれません。

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AIチャットの技術的な背景やAIチャットの使い方を経て、IoTとの組み合わせまでを短時間で説明しました。IoTとAIの組み合わせのデモンストレーションとして行列計測→AIチャットでお勧めという流れで実現してみました。行列は実験が難しいので、写真のようにレゴで用意しました。センサーにはToF距離センサーを用いています。

実はシステムはオープンキャンパス用に作成したQRスタンプラリーとかなり共通になっています。スタンプラリーでは各部屋に設置した混雑センサーから次に見学する研究室をお勧めしていましたが、ここでは行列の長さと昨日は何を食べたかという情報からお店をおすすめしています。

このシステムではデータ分析部分をソフトウェア作成していません。計測データからプロンプトを生成し、AIチャットに文章で問い合わせた結果を示しています。

受講した皆さんにはセンサーを使ったシステムの可用性がぐっと高まるので、センサーとAIの組み合わせはとても相性がよいことを体験してもらえたのではないかと思います。

 

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