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新幹線からのオンライン面談の試み

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先日、産学共同研究に関連した実験実施のために新幹線で出張しました。新幹線にリモートワーク用の車両が用意されたと報道されていましたので、これは挑戦するしかありません。

20211220

ちょうど機材貸出のある便でしたのでモバイルルータ(200円)を使用しました。

2名の学生とそれぞれ10~20分ぐらいTeams上のWeb会議を用いて面談しました。研究の進捗報告等をしてもらって、カメラON+画面も共有しながらの面談となりました。天野は自前のBluetoothヘッドセットを用いました(これも借りてみればよかった)。

トンネルでは通信が途絶してしまいましたが、それ以外には非常に快適に通信することができました。通信品質面では大学からWeb会議をしているときと相違を感じませんでしたので、十分に実用的だと感じました。ヘッドセットも有効で音質はとても良好でした。かなり小さな声で話しても学生にきちんと声が届いているようでした。

もちろん話せる内容には個人情報や守秘義務に注意を払う必要があります。このあたりはいろいろと手当てをして行いました。

私の乗った車両には多いタイミングで10名程度しか乗客がいなかったようでした。アテンダントの方にお聞きしたところではこれでも多い方ではないかとのことでした。実際、私は席がとれなかったら困ると心配していましたが、実際には新幹線の扉が開く前に並んでいたのは私ともう1名の方だけでした。

面談以外でも資料の閲覧等を快適にできること、打鍵音もそれほど気にしないで済むことはとても有益でした。

検証結果としてまとめるならば、とても有効、ただしトンネルの続く区間を通る時間帯をWeb会議の想定時間から外しておくことが重要というところでしょうか。

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