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半導体レーザとプラズマの研究成果を国際学会で発表

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の高木です。

高木研究室では主に、電磁自動車、モータ制御、蓄電、エネルギーマネージメントといったパワーエレクトロニクス分野の研究を行っています。これらのテーマ以外にも、エネルギー応用のテーマとして、半導体レーザ、プラズマ解析のテーマに取り組み、2、3月に国際学会での発表を行いました。

半導体レーザでは、レーザ内部の温度分布を熱抵抗測定とシミュレーションにより、評価・解析しています。パワーエレクトロニクスで重要なパワーデバイスの温度評価につながるテーマです。2月にヨーロッパの学会が主催した国際学会 PHOTOPTICS(International Conference on Photonics, Optics and Laser Technology)で、半導体レーザの温度分布と温度上昇を低減する構造について発表しました。

プラズマでは、半導体プロセスに使われるラズマを対象に、プラズマ内部の電子、イオン、原子密度を計算するシミュレーションを行っています。3月に応用物理学会が主催した国際学会 ISPlasma(International symposium on Advanced Plasma Science and its applications for Nitrides and Nanomaterials)で、シミュレーションの研究成果を発表しました。

両学会とも新型コロナウイルスの影響でオンラインとはなりましたが、それぞれの分野で活発な議論が交わされました。

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