4年生の平野君が電気学会「電気学術奨励賞」と学長賞を受賞
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こんにちは、電気電子工学科の高木です。
高木研究室 4年生の平野雄也君が、電気学会東京支部「電気学術奨励賞」と東京工科大学の学長賞を受賞しました。
平野君は、2020年の4月に高木研究室に配属されました。配属後すぐに卒業研究に取り組みましたが、最初に決めた卒研テーマは装置の整備が進まず暗礁に乗り上げていました。そこで、前期が終わる直前にモータハードから制御のテーマへと変更しました。
前期の終わりにモータ制御の実験装置PE-Expertが動き始め、後期からはこの装置を使った卒研に取り組めるようになりました。半年間の遅れを取り戻すため、12月に開催されるパワーエレクトロニクス学会で発表するという厳しい目標を掲げました。その後は毎日大学に来て、制御ソフトの改良と実験を繰り返し、電流を用いて高速にモータ制御する方法を新たに開発しました。10月に発表を申し込み、11月には予稿を提出し、12月19日の発表を無事に終えました。
電気学会の東京支部では、「電気学術」の発展に貢献した学生に「電気学術奨励賞」の表彰をする制度があます。平野君のこうした頑張りと、電流を用いた新しい制御法を開発したことを申請し、「電気学術奨励賞」を授与していただけることになりした。3月19日の学位授与式の後、研究室で電気学会からの賞状を授与しました。
また、平野君は4年間の大学生活での頑張りも強く、工学部で成績優秀者に授与される学長賞も、受賞しました。こうして、電気学会の「学術奨励賞」と学長賞をダブル受賞となりました。4月からはJR東日本旅客鉄道(株)での活躍を期待しています。
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