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2021年3月

2021年3月26日 (金)

4年生の平野君が電気学会「電気学術奨励賞」と学長賞を受賞

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こんにちは、電気電子工学科の高木です。

高木研究室 4年生の平野雄也君が、電気学会東京支部「電気学術奨励賞」と東京工科大学の学長賞を受賞しました。

平野君は、2020年の4月に高木研究室に配属されました。配属後すぐに卒業研究に取り組みましたが、最初に決めた卒研テーマは装置の整備が進まず暗礁に乗り上げていました。そこで、前期が終わる直前にモータハードから制御のテーマへと変更しました。

前期の終わりにモータ制御の実験装置PE-Expertが動き始め、後期からはこの装置を使った卒研に取り組めるようになりました。半年間の遅れを取り戻すため、12月に開催されるパワーエレクトロニクス学会で発表するという厳しい目標を掲げました。その後は毎日大学に来て、制御ソフトの改良と実験を繰り返し、電流を用いて高速にモータ制御する方法を新たに開発しました。10月に発表を申し込み、11月には予稿を提出し、12月19日の発表を無事に終えました。

電気学会の東京支部では、「電気学術」の発展に貢献した学生に「電気学術奨励賞」の表彰をする制度があます。平野君のこうした頑張りと、電流を用いた新しい制御法を開発したことを申請し、「電気学術奨励賞」を授与していただけることになりした。3月19日の学位授与式の後、研究室で電気学会からの賞状を授与しました。

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また、平野君は4年間の大学生活での頑張りも強く、工学部で成績優秀者に授与される学長賞も、受賞しました。こうして、電気学会の「学術奨励賞」と学長賞をダブル受賞となりました。4月からはJR東日本旅客鉄道(株)での活躍を期待しています。

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2021年3月12日 (金)

【AI/IoT x EE ブログ】展示会に出展しました

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こんにちは。電気電子工学科の新海です。

学会というと、研究成果を発表する場なのですが、
学会によっては、盛大に展示会を同時開催するところもあります。
展示会では、主に会社が研究成果や製品をPRします。

今回、電気学会の全国大会で開催された展示会に会社に混じって出展しました。
AI/IoT x 電気電子プロジェクトを紹介するためです。

このプロジェクトは、電気電子工学科の教員達で進めています。
世の中のいろいろな課題をみつけて、
AI(人工知能)IoT(Internet of Things:モノのインターネット)
技術を使って解決しましょう!というプロジェクトです。

今回は、高木・天野・新海の3名の教員と2人の学生で参加しました。
参加といっても、コロナ禍でオンラインでの開催なんですね。
出展者用のサイトが用意され、動画を使ったプレゼンテーション、
チャットを使った見学者とのやりとりなどがあります。

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名を超える方に見学していただけました。
といってもほとんど顔は見えないです。

早く、対面で交流できるようになりたいですね。

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2021年3月11日 (木)

電子情報通信学会での学生発表

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

今週、電子情報通信学会総合大会で天野研究室の王さんと新藤さんが発表を行いました。王さんはインフラIoT関連のテーマで、新藤さんはRPAを用いた業務支援に関するテーマです。

修士課程2年生の王さんは修士課程から本学へ入学した中国からの留学生で、この2年間で研究をまとめる必要がありました。その修士課程期間の半分が新型コロナウィルスの影響を大きく受けることとなってしまいました。学外での実験ができない中、研究室を中心にできることをしっかりと進めてまとめました。

修士課程1年生の新藤さんは4年生の卒業研究から卓上ロボットとRPAの融合というテーマで進めてきました。今回の発表内容は後者に偏ったところになっています。次の1年間で大きな成果を期待しています。

天野研の学生の研究テーマはかなり分散しているので、発表する学会もそれぞれに適した学会を選んでいます。そうすると自ずと学会会場もあちこちになるので、ちょっとした旅行気分を味わえるのですが、新型コロナウィルスで多くの学会がオンラインで開催されています。オンラインでの学会参加は移動時間0で、その利便性・合理性はたいへん素晴らしいところです。でも、その土地の美味しいものを食べて帰りたい、と少し寂しい思いもありました。

 

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