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卒業論文提出間際(液晶ペンタブレットを用いた卒論チェックの試行)

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

電気電子工学科では4年生の卒業論文の提出日が迫っています。従来は対面での提出でしたが、今年はオンライン提出に手続きを変更しました。とはいえ、締切が変わるわけではありません。

私は何かにつけて電子化、システム化しようとするIT推進派と考えられていると思いますが、この卒論チェックはずっと対面でのチェックを行ってきました。

卒論に修正指示を入れるだけなら卒論を預かって書き込めば良いですが、書かれている内容についてのディスカッションが重要だと考えているのがその理由です。それに微妙なニュアンスを伝えるには対話が不可欠だと考えています。

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、写真左のようなパーティション(取調室みたいになってしまいました)を用意しました。とはいえいつまでも対面で続けるのも思考停止なので、試みとして新鮮味はありませんが、写真右のように液晶ペンタブレットとWeb会議を使った遠隔対面添削を試行しました。

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絵心のかけらもない私が液晶ペンタブレットを買う日が来るとは思っていませんでした。今回は13インチの液晶ペンタブレットを購入しましたが、いささか老眼気味の私の視力ではもう少し大きいものの方が良かったかもしれません。

本日、2名の卒論をこの方法で添削してみました。上のサイズ/視力の問題点を除けば、対面に近い採点を実現できたと思います。今回はPDFを事前に送ってもらい、それをAcrobatで注釈を入れながら対話、終了後に返送しました。このあたりの手間が手動なのはいただけないので、ソフトウェアの面ではもう少し対面に近づける工夫が必要そうです。

とはいえ、まずはこの2名が締切までに卒論を仕上げて提出することが肝要です。二人とも大丈夫ですよね?

 

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