4年生の平野君がパワーエレクトロニクス学会で発表しました
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こんにちは、電気電子工学科の高木です。
4年生の平野君が、12月19日に開催されたパワーエレクトロニクス学会の236回定例研究会で、研究成果を発表しました。前年度までのポスタ形式に合わせ、オンラインで発表者ごとに分かれ、活発なディスカッションが行われました。
パワーエレクトロニクス学会では、例年12月に若手研究者に学会発表の機会を提供する研究会が開催されています。多くの学会は3月と9月に開催されており、4年生にとって3月は卒業直前で、9月の申込みは卒研に着手したばかりの5月です。卒研が順調に進むと、前期にある程度の成果が出て、発表も可能となります。こうした4年生に学会発表の場を提供してくれています。
平野君は、前期の卒業課題でモータ制御用実験装置 PE-Exrpert4 を、数々の苦労の末に立上げ、制御データの取得を可能にしてくれました。先行研究でシミュレーション検討してきたモータの応答を高速化する制御方法をこの装置で検証し、研究会で発表する計画を立てました。11月13日に講演を申し込み、11月30日には講演資料を作成して提出しました。
発表当日は、午後から特別講演があり、発表者はAとBの2グループに分け、60分ずつの発表を行いました。平野君はAグループで、14:30時からの発表となりました。5名前後の聴講者が集まったところで、5分ほどの発表を行い、質疑応答を繰り返しました。大学の先生、企業のからの質問やアドバイスを受けながら発表を進め、あっという間に60分が過ぎました。
「学会発表まで手続き経験するとともに、著名な大学の先生や企業の第一線で活躍する研究者・技術者の方とディスカッションでき、とても有意義な発表だった」というのが平野君の感想です。
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