書籍「エンジニアの悩みを解決する パワーエレクトロニクス」のご紹介
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こんにちは、エネルギー応用研究室の高木です。
東京工科大学での講義「パワーエレクトロニクス(以下、パワエレ)」で使っているテキスト「これでなっとく パワーエレクトロニクス」に続き、「エンジニアの悩みを解決する パワーエレクトロニクス」の原稿執筆及び構成が終わりました。前著のテキストより専門性が高く、パワーデバイス、ハイブリッドカーの電動ユニット特性測定と分解調査の結果などを分かりやすく説明しています。このテキストは7月15日に出版の予定です。
パワエレは、電気エネルギー(パワー)をパワーデバイスと電子回路(エレクトロニクス)で制御する技術体系です。前回の「これでなっとく パワーエレクトロニクス」では、パワエレ回路とモータ駆動、計測技術の入門編を取り上げました。この本は、分かり易いということで、続編を希望する意見をいただきました。
そこで、パワエレ技術を構成するもう一つの大きな技術体系であるパワーデバイスと、最も注目されている応用分野の電気自動車について取り上げました。さらに、計測技術の応用編を加えた「エンジニアの悩みを解決する パワーエレクトロニクス」を2018年7月から書き始め、2020年4月23日に執筆と校正を終えました。
執筆は、パワーデバイスを高木が、計測を岩崎通信(株)の長浜先生が担当しました。電気自動車関連につきましてはパワエレアカデミーの服部先生に取りまとめていただき、名古屋大学の今岡先生、長岡モーターディベロップメント(株)の佐藤先生、KOA(株)の平沢先生、ルビコン(株)の向山先生に執筆協力いただきました。
出版後は卒業研究を進めるためのテキスト、大学院講義の文献として活用します。
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