目指せ国際学会! IPEMC2020 in Nanjing
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
こんにちは、電気電子工学科の高木です。
大学院生の高橋君が、国際学会IPEM2020のダイジェスト原稿を投稿しました。
学会の正式名称は、IEEE 9th International Power Electronics and Motion Control Conference (IPEMC2020-ECCE Asia) です。
原稿には、電気自動車(EV)が上り坂を登る時に、スリップを抑制する新しい制御方法についての研究結果をまとめています。
学会発表への採択率は60~70%で、採択されれば、来年5月31日~6月3日からに中国のNanjing (南京)で開催される国際学会IPEMC 2020で研究結果を発表します。
東京工科大学の工学部では、特長ある教育として「コーオプ教育」「サステイナブル工学」「グローバル教育」を挙げています。
グローバル教育では、英語を学ぶことはもちろんですが、大学院生にとっては国際学会で発表体験することが最も効果的で有意義な体験と考えます。
そこで、高木研究室に配属されている高橋君には、大学院進学が決まった時から、国際学会を目指すよう勧めてきました。
研究テーマには、電気自動車(EV)のスリップ制御を選びました。
EVではモータの応答性がエンジンより格段に速く、より効果的なスリップ制御ができるからです。
今年の3月には札幌で開催された電気学会 全国大会でシミュレーション結果を発表し、8月には長崎で開催された電気学会 産業部門大会で実験結果を発表しました。
国際学会の原稿では、これら2回の結果をまとめています。
高橋君が作成した英語原稿を、助教の美井野先生と高木でチェックして投稿しました。
幸運なことに学会の締め切りが延長されたので、ネイティブによる英文添削も受けて原稿を完成・投稿しました。
原稿の査読結果は、2020年の1月12日までに投稿者に連絡されます。
原稿が受理され、国際学会に行けることを期待しています。
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