エネルギー応用研究室の研究テーマ -パワーエレクトロニクス-
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
こんにちは、エネルギー応用研究室の高木です。
2019年度になり、研究室に配属されてきた学生と、卒業課題の研究を始めました。
そこで、このブログでは高木研究室で取り組んでいる研究テーマについて紹介します。
我々に身の回りには、スマホやPC、
家電製品や鉄道車両といった電気を使った製品があふれています。
これらの中で電気をエネルギーとして利用する製品では、
用途に応じて電気を任意の形態に変換しています。
もっとも身近な例としては、パソコンのアダプタやスマホの充電器があります。
これらは、家庭にきている100Vのイー交流を、電圧が一定の直流に変換しています。
また、鉄道車両では直流から交流を作り、モータを回しています。
このよう、器機を動かす時には、器機に適した電力形態(電圧、電流)があります。
供給された電力を所望の電力形態に変換するのがパワーエレクトロニクスと呼ばれる技術です。
別の言い方をすれば、電気のエネルギー(パワー)を、
半導体と電子回路(エレクトロニクス)使って別の形態に変換する手法がパワーエレクトロニクスです。
パワーエレクトロニクスの分野で今一番ホットなのが電気自動車です。
CO2を排出せず、環境に優しい車として熱い視線が注がれています。
エネルギー応用研究室では、電気自動車を構成する主要要素であるモータ、バッテリ、モータを回転させるインバータ回路、そしてモータとインバータを制御する研究を行っています。
さらには、これら基礎技術とした熱電発電、プラズマの生体応用も研究テーマとして取り組んでいます。
「学生、教員の活動」カテゴリの記事
- チェコで開催された国際学会に参加-世界遺産プラハ(2019.03.13)
- チェコで開催された国際学会に参加-準備と発表(2019.03.11)
- 産学共同研究の新規開始(2019.03.07)
- 沖縄での研究実施報告(2019.02.28)
- 学部3年生の技術研究発表会での発表(2019.01.10)