実験風洞完成!
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電気電子工学科の新海です。
風力発電に使うノズルディフューザ型の風車の研究をしています。
風車の実験をするには、風洞といわれる実験装置が必要です。風洞というのはトンネルのようなもので、均一できれいな層流といわれる風の流れをつくる装置です。これまでは、学生が卒業研究で製作した手作り風洞を使っていました。
写真はレーザー光を使って撮影し画像処理で、風の流れを可視化した様子です。流れが逆流したり渦を巻いたりしているのがわかるでしょうか?うまく作らないとこうなります。。。
苦労して改善したのですが、やはり限界があり、プロの手を借りて製作することにしました。きれいな流れはもちろんですが、今度は循環式といって、風がトンネルの外に吹きだしません。これで安心して実験ができますね。