パワーエレクトロニクス学会で学生が発表しました
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こんにちは。電気電子工学科の高木です。
高木研究室4年生の石渡君と伊藤君が、12月15日に神戸大学で開催されたパワーエレクトロニクス学会の研究会で学会発表を行いました。
当日はポスタによる41件の発表があり、パナソニック、村田製作所など企業や大阪大学、神戸大学の先生方など140名を超える参加がありました。2人とも、企業や大学の専門家の方々とディスカッションでき、貴重な体験にとても満足していました。
4月に研究室に配属された学生達は、卒業研究に着手します。研究は順調には進みませんが、中には学会発表レベルのオリジナリティを持ったテーマもできてきます。そんな学生2名に学会発表を経験してもらおうと、12月15日(土)に神戸大学の深江キャンパスで開催されたパワーエレクトロニクス学会に参加しました。
当日は12時から受付けが始まり、13:10~14:10には、デンソーの藤綱様から「自動車のエネルギーとインバータの技術」の特別講演がありました。14:40からポスターセッションが始まり、14:30~15:30にAグループ21件の発表が、15:40~16:40にBグループ20件の発表が行われました。
石渡君の研究テーマは熱電発電で、発電源である熱電素子と負荷とのマッチングを取り、電力の取り出し効率を向上させる内容です。
伊藤君のテーマは、東芝マテリアル(株)と共同研究している新型蓄電池に関する研究です。モータ減速時に発生する電力を蓄電池に蓄える回生動作で、回生電力の蓄電性能を評価しました。
2テーマとも多くの参加者が訪れ、熱心な技術ディスカッションが行なわれました。企業や大学の専門家の方々からいただいた有益なコメントは、今後の卒業研究に反映していきます。学会への申し込み、予稿の提出、当日のポスタ制作と発表の準備は大変でしたが、2人にとって有意義な学会発表となりました。
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