教員もスキルアップ、NEDOの教育プログラムを受講
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こんにちは、電気電子工学科の高木です。
学生が勉強するように、教員も勉強を継続する必要があると思います。学会や展示会に参加して常に新しい知見を吸収するのはこうした活動の一つです。
専門分野のスキルアップを図ろうと、8月の5日間、横浜国立大学がNEDO
(New energy development organization)の補助金を使って開講しているパワーエレクトロニクスの教育プログラムを受講してきました。
高木研究室の研究テーマであるパワーエレクトロニクス(パワエレ)は、電気自動車の根幹となる技術です。電気自動車で使われるバッテリ、モータ、回路、パワーデバイスには、パワエレ技術が満載されています。
自分の専門はパワーデバイスと回路に偏っており、どこかの機会に他の分野も学びたいと考えていました。今年の4月、社会人を対象とした今回のコースをWeb上で見つけました。横浜国立大学が主催し、NEDOからの補助金でパワエレ技術者を養成するコースです。簡単なアンケートを提出し、全部出席できるかの確認メールに何度も回答し、最終的に受講メンバに選んでいただけました。
8月16日が受講日の初日でした。受付でテキストを受け取り、教育プログラムが始まりました。受講したのは20名で、大学からの参加は高木1名でした。午前中に座学が2コマあり、午後からは午前中の座学に関する実験を2コマで実施するというスケジュールでした。実験についての課題を、翌日の8時50分までに提出しなければならず、毎日、2~3時間かけてレポートを作成しました。5日間は、学生に戻った気分でした。
最終日の8月22日には、教育プログラムリーダの羽深先生から、順番に修了証が授与されました。終了後の懇親会では、横浜国立大学のパワエレの先生方と技術ディスカッションすることができました。今回習得した知見を、3年生向けのパワーエレクトロニクスの講義に反映していきます。
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