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パワーエレクトロニクスの著書が出版されました

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の高木です。

2015年に東京工科大学に着任し、3年生のパワーエレクトロニクス(以下パワエレ)の講義を担当することになりました。

講義の資料を作ろうと、図書館やネットでパワエレについて調べました。そして、パワエレの回路から講義を始め、誘導モータあるいは永久磁石同期モータを駆動するところまでを説明したいと考えました。発電された電気の約半分がモータで使用されており、両者は切り離せない関係にあるからです。

パワエレからモータという視点で詳しく調べましたが、出版されている本の多くはパワエレ回路かモータ駆動のどちらかに重点が置かれていました。両方をバランスよく書いている本は、なかなか見つかりませんでした。

そうした本が無いなら、自分で書いてみようと考え、コロナ社さんに提案したところ、引き受けて下さることになりました。また、もう一つ重要だと考えていたパワエレ計測については、岩崎通信機(株)さんが執筆してくれることになりました。

こうして、20158月から執筆を始め、2016年の7月に最初の原稿ができ、外部の先生のコメントをもらいました。さらに、英語表記を追記したり、新JIS記号に書き換えたり、用語を統一するなどの変更を加え、2017年の1月に原稿が完成しました、その後、3回の校正を経て、615日に「これでなっとく パワーエレクトロニクス」が出版されました。

やっと、やっとできたという感じです。

後期のパワーエレクトロニクスの授業では、この本を使ってパワエレ回路からモータ駆動までの講義を行います。皆さんの受講を期待しています。

_20170615

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