全員必修のコーオプ実習がはじまりました
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こんにちは、電気電子工学科の高木です。
東京工科大学の工学部では、学生全員が企業で就業体験をするコーオプ実習を行います。
学生の皆さんは、約8週間、大学に来ることなく企業の一員として働き、給与も支給されます。一部の学生の就業体験は他大学でも行われていますが、学生全員が給与を支給されて行うカリキュラムは国内唯一のユニークな教育です。文部科学省の大学教育再生加速プログラム(AP)にも採択されました。
企業での実習を、準備なしで行っても上手くいきません。
1年生から実習に向け、事前教育を行ってきました。1年生のコーオプ演習Ⅰは、グループ単位で2つの課題について議論しプレゼンを行い、課題解決能力やコミュニケーション能力を修得しました。2年生のコーオプ演習Ⅱは、実習で必要となる機密情報の扱いなどを修得するとともに、学生の希望と実習先企業とのマッチングを行いました。
コーオプ実習は、1期(4月~6月)と2期(6月~8月)の2グループに分かれて行います。電気電子工学科136名全員がコーオプ実習にいきます。
直前の準備として、2月には学生と実習先企業との顔合せ、3月にはコーオプ直前ガイダンスを行いました。学生の皆さんの意欲も高まり、4月からは1期の学生66名が55社の企業で実習を始めました。
1か月ほど経過しましたが、皆さん無事に実習をこなしています。これからは、実習先企業への挨拶と学生の皆さんの実習状況をうかがいに、教員が実習先を訪問します。コーオプ教育を推進しているコーオプセンター、企業との契約窓口となっている(株)NASIC、学生の皆さん、教員が協力して、有意義なコーオプ実習にしていきます。
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