学生が電気自動車(EV)の製作にチャレンジ -説明会開催-
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こんにちは、電気電子工学科の高木です。
昨年の11月にモータで走る新しいタイプの自動車が発売されました。エンジンで発電し、モータのみで走る自動車です。販売も好評で、月間の販売台数で何度も1位となっています。現在、ほとんどのクルマはエンジンで走っていますが、今後はモータで走るクルマへと電動化が急速に進みます。
電気自動車(EV Electric Vehicle)は、CO2を排出せず低燃費で環境に優しく、エンジンに比べれば構造も簡単です。モータ、モータを動かす回路基板、バッテリがあればできてしまいます。また、カタログ上は同じ出力でも、始動トルクは2倍以上となり、エンジンに比べ力強い走り出しが得られます。
こうした、電気自動車の構造を理解し、皆で作ってみようということで、4月から工学部では学生のEVチャレンジのプログラムを始めます。EVは、カバー(カウル)、車体フレーム、パワートレイン(モータ)の3グループに分けて製作します。電気電子工学科、機械工学科、応用化学科の教員が学生をサポートし製作していきます。出来上がったEVを使って、同じ容量のバッテリで走行距離を競ったり、自動運転を試みたり、外部の競技に参加する予定です。
東京工科大学の学生で参加してみたいという人に向けて、以下のように説明会を開催します。
場所:研C313
日時:1回目 4月18日(火)12:30~13:00
2回目 4月20日(木)12:30~13:00
当日は、電気自動車用モータのデモ動作も行います。奮って参加してください。
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