4年生がパワーエレクトロニクス学会で発表を行いました
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電気電子工学科の高木です。
昨年後期の創成課題から、3年生がエネルギー応用研究室に配属されました。創成課題の中で、4年生で行う卒業研究(卒研)についても話し合いました。卒研を進めるにあたり、学会発表を目標に研究を進める提案をしたところ、『大学4年間に学んだ集大成として、学会発表をしてみたい』と意思表明してくれました。発表できそうな学会を探し、パワーエレクトロニクス学会が12月に開催している「若手のため研究発表会」に参加することにしました。
10月の始めに、テーマを「リチウムイオン畜電池の回路モデリング」に決めました。10月17日に所属とタイトル、顔写真を送って申し込みを終え、24日には予稿を提出し、31日には1分間の発表用パワーポイントを送りました。学会発表前日の8日にはA0サイズのポスターが完成しました。
2016年度の「若手のため研究発表会」は、12月9日(土)に立命館大学の大阪キャンパスで開催されました。当日は44件の申し込みがあり、講演会場には企業や大学から200人近い参加者があり大盛況でした。
最初に1分間のショートプレゼンがあり、30番目の発表でポスターの内容を要約し説明してくれました。その後、AとBの2グループに分かれ、約1時間のポスター説明となりました。
発表テーマが「リチウムイオン畜電池の回路モデリング」でモデリングに興味を持つ人が少ないのでは、と懸念していました。その予想に反して、多く参加者の興味を引いたようで、ポスター説明には多数の人が訪れ、最後まで聴講者が途切れることはありませんでした。シャープやパナソニックなどの有力企業からも聴講者があり、とても好評だったということです。
今回は、当人にとっても、エネルギー応用研究室にとっても始めての学生の学会発表となり、いろいろと大変でした。それでも、やり切ったという充実感と顔写真入りの立派な予稿集が残り、とても有意義な学会発表となりました。
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