模擬授業の実施
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電気電子工学科の黒川です。
少し前の話になりますが、研究室の学生と釜山で開催された国際会議に研究発表をしに行ってきました。
国際会議と言っても、数千人から1万人が集まる巨大な会議から、数十人レベルのワークショップまでいろいろありますが、今回は比較的こじんまりとした会議でした。
国際会議の良いところは、規模に関わらず、色んな人とお話できるところです。また、多くの場合、開催地のおもてなしを感じるイベントもありますので、研究発表以外の楽しみもあります。
英語で発表というのはなかなかハードル高く感じるかも知れませんが、理工系の学生だとこういう機会は比較的多いと思います。
このブログを読んでいるみなさんも、是非機会を見つけてチャレンジしてください。
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こんにちは、電気電子工学科の天野です。
写真(左)はある日の講義中の教室の様子です。誰もいません…。
実はアクティブラーニングの試みの中でのある瞬間です。スマートフォンに搭載されている気圧センサーで建物の階(フロア)の上下移動を識別できるものかどうかを実際に確認をして、その結果をプレゼンするという内容でした。
このため、学生はグループを組んで、データ計測のために教室を出て、階段やエレベーターでフロアを上下しながら気圧を計測していました。
このために、授業準備としてAndroidアプリを作ってGooglePlayで公開(写真(右))しました。ここで作成・公開した「気圧計測」は単純にスマートフォンに搭載されているセンサーで気圧を計測し、PC等でのデータ処理に利用できるように計測したデータをメールで送信するものです。データロガー的なものといえます。
むろんストアには多数の気圧を計測できるアプリがありますが、自分の要求する機能(仕様)に過不足なくぴったりなものというのはなかなかありません。プログラミングが手軽であれば、探して確認するよりも、作ってしまった方が早いです。
近年ではプログラミングを初等教育から導入するという話もありますが、私自身は半信半疑というか、場当たり的な導入には懐疑的です。とはいえ、必要に応じて軽量なアプリを作って楽に問題解決する、というのは現状ではたいへん便利で、実用的なスキルと言えます。
そういう意味で工学部的あるいは電気電子工学科的なプログラミングスキルの一つの必要性も示すことができたかな、と思います。