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2016年9月

2016年9月11日 (日)

研究室合宿を行いました 他大と合同で総勢166名!!

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こんにちは、電気電子工学科の黒川です。

茂庭・加藤研と黒川研は830日~93日の日程で研究室合宿を行いました。

この合宿は東京工科大だけでなく、いろんな大学の理工系学部の研究室と合同で毎年行っているもので、博士課程の学生から4年生まですべての参加者が研究成果発表を行います。今年の参加者数は166名で発表が150件ほどありました。博士課程の学生以外は写真のようなポスター発表形式で他の学生や先生方と議論を行いました。

準備が大変だったと思いますが、普段お話できない先生方や他研究室の先輩後輩からアドバイスをもらえて有意義な合宿になったと思います。

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2016年9月10日 (土)

電気学会の産業部門大会で排熱発電の発表を行いました

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こんにちは、電気電子工学科の高木です。

8月末から9月にかけて、毎年、多くの学会が開催されます。パワーエレクトロニクス関連の学会として、830日~91日に群馬大学の荒牧キャンパスで電気学会 産業部門大会が開催されました。電力変換回路、モータ駆動、電気自動車・鉄道などで幅広い産業分野の発表が行われました。31日にはトヨタ自動車による自動運転の特別講演があり、多くの参加者が熱心に聞き入っていました。また、学会期間中には「新材料パワー半導体の変換器応用に関する技術協同研究委員会」も開催され、委員会にも参加しました。

産業部門大会では、「GaNパワーデバイスを使った排熱発電用変換器III」という題目で発表しました。熱電素子の発電特性及び電力変換回路を組合わせたシミュレーションと、電力変換器の動作特性についての内容です。これまでは、電力変換器のシミュレーション結果しか報告できませんでしたが、6月にGaNデバイスを入手し、7月には駆動回路が完成し、GaNデバイスでの実験が可能となりました。

8月には岩崎通信(株)さんの御厚意で、差動プローブと最も高精度な電力アナライザをお借りすることができました。差動プローブは2点間の電圧変化を測定するプローブで、測定ノイズを大幅に低減できます。Siに対し10倍以上速いGaNデバイスのスイッチング波形を高精度に測定できました。また、電力アナライザによりSiに対するGaNデバイスのスイッチング損失が、投入電力比で12%以上低減されることが示せました。GaNの動作特性については報告例が少なく、多くの参加者の関心を集め質問を受けました。

これまで3回の発表で、シミュレーションと実験結果の両面からGaNデバイスの優位性を提示してきました。電気学会では部門大会に投稿された6ページの原稿に加筆・修正し、論文として投稿する制度を取っています。来年の部門大会では3回の発表結果をまとめて6ページ形式の原稿を作成し、論文投稿することを目指します。

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