学びと学生生活の支援教室をスタート!

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こんにちは、電気電子工学科の坪川です。

ゴールデンウィークも明けて、1年生も大学生活に慣れてきたころかと思います。

電気電子工学科では、ゴールデンウィーク明けから毎週火曜日3限に1年生を対象とした「学びと学生生活の支援教室」をスタートさせました。利用予約なしで、途中入退出も自由ですが、4年生の先輩方4名が授業やレポートについての質問や学生生活についての相談に対応してくれる支援教室です。初回は、10名程度の1年生でしたが、2回目は約40名の1年生がレポートや課題に取り組みながら、先輩方に質問していました。下の写真は、教室全体(左)と先輩方に質問したりアドバイスをもらっている様子()です。今のところ、ほとんどの学生が1年次工学基礎実験についての質問をしていましたが、今後、授業で躓いたところや疑問なども聞いてくれると嬉しく思います。この支援教室を活用して、少しでも多くの1年生が授業や実験の理解を深めてくれることを願っています。頑張れ、1年生!

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ナノ材料分析装置の修善と校正の様子

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こんにちは、電気電子工学科の木村です。

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工学部電気電子工学科では、数ナノメートル*1という超微細なナノ材料を観察できるFE-SEM及び元素分析のマッピングが可能な EDX(またはEDS)という分析装置をクリーンルームとともに利用、管理しています。2023年3月28日にこれらの装置の修善や校正を行い、導入直後のような状態になりました。

*1. 1ナノメートル=1/1000000000メートル
*2. 電解放出型走査電子顕微鏡(Field Emission Scanning Electron Microscope) 
*3. エネルギー分散型X線分光法(Energy dispersive X-ray spectroscopy)

新年度が始まりました

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

4月に入り、入学式・ガイダンス・新入生交流会などを経て、授業も始まりました。

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大学は広くあちこちから人が集まるので、ほとんどの新入生が知り合いがほとんどいない状態からスタートしていると思います。期待と心配の入り交じった顔をしていた新入生が急速にキャンパスライフに馴染んでいく様子を見ていると、自分も昔はこんな感じだったのか、大学で最初にできた友人は今どうしているかな、などと思いをはせてしまいます。

金曜日から受講開始だったので、今日で授業を半分を終えたところです。ここからどんどん様々なことを学びながらキャンパスライフを満喫してもらえると期待しています。

工場見学へ行ってきました

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先月末にヨシモトポール株式会社 群馬工場を学生2名と一緒に見学させていただきました。

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写真に映っている照明柱に見覚えのある方もいらっしゃるかも知れません。東京駅前の広場にある照明柱と同じものです。ヨシモトポール社様はスチールポール(鋼管柱)を中心としたメーカーです。他にも著名な施設の照明柱などを手がけています。

私の担当するセンシング技術活用研究室での研究に着目していただき、昨年からいろいろと情報交換を進めている中で、今回の見学をさせていただくことになりました。こういった機会が徐々に得られるようになってきたことで、学生によりリアリティのある研究テーマ設定・理解を提供できることはたいへん教員冥利につきるところでもあります。機会をご提供いただいたヨシモトポール社様の関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。

様々な製品・技術や製造工程を拝見することができ、その迫力とともに身近な製品の重要性を再認識しました。同行した2名の学生はなおさらこういった現場に接する機会は貴重なことだったので、様々な面で学びにつながったようです。今後の卒業研究の進行にもきっと大きな助けになるものと期待しています。

 

工学部で公開授業を実施します。高校生が学べる電気電子工学科系の7つの科目とは?

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こんにちは、電気電子工学科の天野です。

2023年度から工学部で「公開授業」が始まります。この授業は高校生向けで、

  • 自分の興味あることが学べる
  • 大学の先生や学生と話せる
  • 高校での勉強を将来の学びにつなげられる

という特徴があります。大学でどんなことが学べるか、どんな研究が行われているか、実際に体験してみませんか? ここでの内容を「探究学習」につなげることもできます。

電気電子工学科では7つの科目を用意しました。

  • 前期:単位認定 1科目
  • 夏期集中:2科目
  • 後期:単位認定 3科目
  • 春期集中:1科目

単位認定される科目は「論理回路(黒川)」「グリーンエネルギー(荒川)」「プロセス工学(前田)」「マイクロプロセッサ(木村)」の4つがあります。これらは大学生と同じ内容を自分のペースで学べるオンデマンドとスクーリング1回で学びます。単位取得できれば本学工学部に入学後にそのまま使えますし、できなくても問題ありません。高校数学や物理がどういう応用され方をしているか、実際に見てみましょう。

単位認定されない科目は3つあります。これらは実験や演習を通して大学での勉強や研究に触れられるものです。先生たちと交流しながら最新技術について知ることができます。自分でも作ってみたい!そんな気持ちにさせてくれるような面白いテーマばかりです。

夏期集中では「省エネ立役者LEDを学ぼう(坪川)」と「ワイヤレス給電技術を学ぼう(新海)」の2つの科目があります。「省エネ立役者LEDを学ぼう」ではLEDって何?から始めて消費電力計測まで実験します。「ワイヤレス給電技術を学ぼう」ではコードレス充電器などに使われている技術についてその原理を学び、実際に磁気共鳴方式のワイヤレス給電を試します。

春期集中に開講するのは「FPGA入門(天野)」です。高周波回路などで用いられるFPGAの開発の基本部分を学ぶ内容で、社会人の方の受講も想定しています。

公開授業では上の中から好きなものを選んで受講できます。詳細はこちらをご参照ください。

 

学生活動紹介:学生がノートPCセットアップに活躍

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

今回は在校生の活躍を1つ紹介したいと思います。有隣堂・メディアロビーでアルバイトをしている卒研生が、ノートPCのセットアップに関わった話です。

ある日、メディアロビーでアルバイトしている天野研の卒研生から「はんだごてを貸してほしい」という話がありました。なぜメディアロビーではんだごてなんだろうと不思議に思いました。そこではんだごてを貸したときにその学生に事情を聞き、その後、有隣堂の担当者から別件で納品していただく件があったので、そこでも取材しました。以下はその取材結果となります。

八王子キャンパスの全学部でノートPCを必携としています。その導入~サポートは有隣堂とメディアロビーが行っています。毎年4月上旬に新入生にノートPCを引き渡すために有隣堂で初期設定を行っています。昨年からプロビジョニングパッケージというツールを用いていましたが、今年はそれが正常に動作しないトラブルが発生しました。

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そこで有隣堂とメディアロビーのアルバイト学生が中心になって、Raspberry PIマイコンを使った回避策を準備しました。そのマイコンへのボタン取付のためにはんだごてが必要だったので、天野研の学生も協力しました。

このような実務面での経験は講義では得られない貴重なもので、参加している学生たちは大いにレベルアップしたものと思います。

こういった裏方の尽力があって、新入生はスムーズに4月のIT利用をスタートできています。教職員としても授業を円滑に実施できるので感謝しかありません。ありがとうございます。

 

教職員活動紹介:教育DXの企画が第2弾アイディアコンテストで優秀賞に選ばれました

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先日の教職員活動紹介ブログの続きになります。

第2弾となる学園教職員によるアイディアコンテストの結果報告をします。

2件の優秀賞の一つに私の提案が選ばれました。望外にも前回に引き続いての受賞となりました。受賞したらブログ用写真撮影もしなければなりません。今回も理事長にお願いしてブログ用写真の撮影をしてきました。

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今回のコンテスト内容は「教育に関わる内容」でした。私は約2ヶ月かけて真剣に考えて、企画書を作りました。その内容が評価されたようでとても嬉しいところです。

私が提案した内容は「教育側もDX」という方向性の企画でした。DXとはデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で、IT技術を活用してビジネスや社会を変革することです。教育内容にDXを取り組むのは当然のこととして、教える側もDXすることでより効果的な学習環境を提供できると考えました。

提案内容はいずれなんらかの形で実現して教育環境の改善につなげたいと考えています。

追記:
DXということでこのブログも一度書き上げた後にAIチャット(Bing)を使って校正しました。かなり大きく変更する案が出てきたので、1/3~1/2を採用する形で書き直したものを掲載しています。

 

卒業生活動紹介 : 同窓会理事会評議会

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

教職員活動の次に卒業生の活動も紹介してみます。

私は本学の4期生(大学院生としては一期生)でもあります。その縁?で同窓会理事として、主にITシステム管理と選挙実施を担当しています。

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年に2回の役員会を定例実施していて、写真は先日行ったハイブリッドでの理事会評議会の様子です。実は同窓会の理事・評議員には天野研の卒業生もいます。年に2回定期的に卒業生に会えるというのはなかなか希有なことかもしれません。

本学はまもなく40周年を迎えます。大学としてはまだ若く、同窓会も活動内容を試行錯誤しています。どんどん新しいメンバーを迎えて活性化できると嬉しいです。参加してみようという方はぜひご連絡ください。

追記:
卒業生の皆様、ぜひ住所変更&メールアドレス登録をお願いします。連絡手段の維持と通信コスト削減に御協力ください。

 

教職員活動紹介:学園教職員の集い

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

私たち大学教員の主な業務は大別すると教育・研究・雑務となります。普段のブログは教育(≒学生の活動)・研究に関するものがほとんどです。ですが大学も組織ですから様々な雑務と呼称されるタスクがあります。よくあるところではトップダウンでメンバーも開催も決まる委員会があります。私も幾つかの委員会のメンバーです。

先日こういったトップダウンの委員会ではない、教職員の集いがありました。第2弾学園内アイディアコンテストにエントリーしたメンバーのうち、日程のあった有志6名が集まった会です。図らずも最初に言い出したのが私だったので、ブログで紹介してみることにしました。

この集まりには大学・専門学校、異なるキャンパスのメンバーが混在していて、ほとんどがお互いに知り合いでありません。知り合いでないのにボトムアップで集まったというのがこの集まりの特徴です。多様な視点をもった異なる立場の教職員がこんな風にさっと集まれるのは本学・本学園の特徴です。

とはいえ同じコンテストにエントリーしたチャレンジャーとも言えるメンバーです。集まりでは自己紹介とコンテスト提案内容紹介を行い、活発に様々な意見・情報交換ができました。とても刺激的で楽しい会議でした。普段の委員会ではなかなか楽しかったとは言えないところです。これまでお互いに知らなかった課題・要望を知ることができたので、その一部だけでもこれからなんらかの実現に結びつけようと考えています。

普段のブログとはちょっと違う、いわば教職員活動紹介ブログとなりました。大学(学園全体)でこういったことをしながら様々な改善に取り組んでいると知ってもらい、だったらこんなことはできるの? といった学生・教職員間、教職員間・学外との交流のきっかけになればと思って書いてみました。

スキルアップ講習会を開催しました(Arduinoマイコン&はんだづけ)

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先週・今週と事情により2回に分けて、スキルアップ講習会を開催しました。その内容はArduinoマイコンの基礎(開発環境のセットアップ、Lチカ、外部センサーの利用)とはんだづけです。

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いずれの項目も実験でも扱っています。Arduinoマイコンは実験の中では実験装置の一部であって、必ずしもその開発を自力でできるようにするといったものでありません。Arduinoの基礎編的な学習コンテンツはいろいろありますが、Arduino IDEとVisual Studio Code(+ PlatformIO)の両方を並行して学ぶのはちょっと珍しいのではないかと思います。はんだづけは善し悪しの評価の目を養いつつ、回数を繰り返すことが必要と考えました。

こういったスキル獲得は必ずしも大学の正規カリキュラムと整合性がよくありませんが、コーオプ実習や卒研での実行力としては大変有益なところです。そこでこういった実践的なスキルを習得するニーズがどれぐらいあるのか、どれぐらい有益なのかを知りたいと考えて試行しました。

受講した皆さんがしっかり集中して取り組んでいる様子を見て、(ちょっと準備は大変でしたが)試行してよかったのではないか、と感じています。どんなところが難しいのか、といったことも見えてきたので、今後の卒研指導などにも役立ちそうです。

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