リスキリング講座報告会を開催

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先日、リスキリング講座報告会を開催しました。ご参加いただいた皆様に御礼申し上げます。

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工学部では昨年度からリスキリング講座を開講しています。この報告会では2024年度後期に実施したその内容について報告し、参加した企業の皆様から様々な意見をお話しいただきました。

このリスキリング講座では主に多摩地域の企業の皆様に基礎部分を新たに学んでいただく機会を提供すると共に、その参加を活かした講義内での説明やイベントを開催することで、在校生にとっても有益な学びの相乗効果を得ることを目指しています。他にもコーオプ実習との親和性も高いので、何か新しい学びの向上を見出せるのではないかと考えています。

 

番外編(農業IoT関連・沖縄での活動 3/3)

| 投稿者: tut_staff

電気電子工学科1年、農業IoT改良プロジェクトの一颯です。

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今回は2月25日から27日の沖縄への出張での出来事から学べたことについて話します。

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・首里城

首里城は門に歓迎の意味をもたせいり、本土ほど防衛設備がないことから外交や貿易が盛んであることが実感できました。

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・国際通り

海外からの観光客だけでなく働いていた人も多かった。そのため日本語以外の言語が多く飛び交っていることが多く、お店などの説明書きが日本語以外にもあることから海外の文化と日本の文化が混ざっている印象を受けました。

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沖縄への訪問は私があまり知らない歴史や文化を体感でき、新たな知識と感性の取得に繋がる有意義なものでした。

※農業IoTデバイス改良プロジェクトは実践工学プロジェクト演習。同時に食と農の未来研究センターにおける研究活動の一環でもあります。

 

圃場訪問(農業IoT関連・沖縄での活動 2/3)

| 投稿者: tut_staff

電気電子工学科1年、農業IoT製品改良プロジェクトのYです。

先日、南伸の社長と農業IOTのメンバーと沖縄のピーマン農家の畑に行ってきました。そこで、私たちが扱ってきたセンサや親機が実際に畑でどのように設置、利用されているのかを見てきました。

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写真はビニールハウスに設置された親機の写真です。色々なもので巻いてあり、説明していただくまで親機であるかどうかも分かりませんでした。実際に現場で使う場合と私たちが使う場合とで扱いの差が大きく出ており、とても驚きました。

その他にも直接ピーマン農家の方と話をし、センサについてと使ってみての感想、センサ以外での困りごとを解決したいなどの貴重なご意見を頂きました。特に湿度の話は、興味深かったです。

これから、農業IOTで頂いた意見やこの経験をいかせられるように努力していきたいです。

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写真はピーマン農家の方が丹精込めて作った立派なピーマンです。今回はピーマン農家と南伸の社長の貴重なお時間を頂きまして本当にありがとうございました。

※農業IoTデバイス改良プロジェクトは実践工学プロジェクト演習。同時に食と農の未来研究センターにおける研究活動の一環でもあります。

 

企業での説明会について(農業IoT関連・沖縄での活動 1/3)

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電気電子工学科1年、農業IoT製品改良プロジェクトの森です。

今回農業IoT製品改良プロジェクトにて、株式会社南伸様の製品に変更を加えて、それに関する説明会を行う機会を頂きました。

今回この農業IoTにて変更を加えた製品である、基板や外装などでの変更を行ったCO2センサや土壌水分量センサに、ソフトウェア面での変更を行った親機等に関して、各々で役割を分担して、各モジュールの説明を行いました。

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説明会では、南伸の社長から現地で運用する際に実用的な改善案を頂きました。

まとめとして、今回頂いた改善案をベースに、より多くのニーズに応えられるような製品へと発展させたいと感じました。

※農業IoTデバイス改良プロジェクトは実践工学プロジェクト演習。同時に食と農の未来研究センターにおける研究活動の一環でもあります。

圃場への設置準備

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

先日、八王子市内の4名の皆様のご協力を得て、農業IoTデバイスを設置する圃場の位置等を確認することができました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。これからの設置・運用よろしくお願いいたします。

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私も八王子市民なのでその近くは何度も通ったことがありますが、実際に圃場に近づいたり、立ち入ったりしたことはありませんでした。実際に間近に見てみると、これだけの広い圃場で農作物を育てることはとてもたいへんなことだと実感しました。

農業IoTシステムがその軽減の一助になればと考えています。現場の状況に合わせて用意したデバイスを修正して、それぞれに適した形に変更して設置することになりそうです。これまでの共同研究での知見も活かして、どこまで有益なシステムとできるのか、そこからどんな知見を得ることができるのか、これからが楽しみです。

この研究は研究室だけでなく、実践工学プロジェクト演習でも参加できるようにしています。工学部の在校生はぜひ。

写真はN様からいただいた卵です。さっそく今朝、美味しくいただきました。ありがとうございました。

 

先行納品と部品の入手性(実践工学プロジェクト演習 / 食と農の未来研究センター)

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

農業IoTの改良製品化で製造をお願いしているゼニス計測システム様から部分的に先行して納品していただきました。写真はその防水ケース(実際には中に機器が組み込まれた状態で入っています)の箱です。

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実践工学プロジェクト演習で学生たちが設計した内容が、こうして形になったというのは一つの大きな成果です。

それと並行して、ニーズをヒアリングしている中で対応が必要と判断した新しいセンサーデバイスの開発を進めています。そこである電子部品を購入しようとしたところ、オンラインショップの在庫が軒並み0だったり、在庫数が少なくて予定数量を確保できません。どうしてだろうと首をひねっていました。

その晩、素人なりに考えてみました。これはそれほど大量に流通するような部品ではありません。そこへ私自身の製造発注で300個以上が用いられているので、一時的に市場にある在庫が減ってしまったのではないかと思い至りました。だとすれば自業自得です。入手できた分と今後の納品分でやりくりしながら進めるしかなさそうです。

 

卒業論文の提出

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

本日は電気電子工学科の卒業論文提出締切でした。天野は電気電子工学科で卒研関連を担当していて、この卒論受領についても私が手続きを行っています。

電気電子工学科では卒業論文を電子ファイル提出にしています。ブログ的には写真にできるの列に並ぶのも風物詩的でよいのですし、学生も物理的に提出した方が達成感があるかもしれませんが、コロナを機にオンラインへ移行しています。

先ほど締切、現在は受領書をあらかじめ作成しておいたプログラムで自動生成しているところです(その完了待ちの間にこのブログを書いています)。

来週に最終発表をして卒業課題の終了となります。あと少し、卒研生の皆さんは発表を終えるまで気を抜かずに準備を進めてください。電気電子工学科の3年生以下には発表会が公開されていますので、ぜひ参加するとよいですね。将来(3年生であれば1年後)の自分の姿を予想できると思います。

 

IoTシステムの開発

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

現在、食と農の未来研究センターの農業IoTテーマに関連してIoTシステムを開発中です。

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大学院生RAのAさんのおかげでサーバーも格好のよい状態が構築できました。これまでにも動いてはいたのですが、せっかくならばと欲を出しまして、サーバー側のプログラムを一新し、多様な子機に対応できるように書き直しました。

これまで利用していなかったライブラリを利用することもあって、いまいち落としどころがわからなかったのですが、GitHub CopilotとCHATGPTの助けを得ることで短時間で実装できました。これまでであればサンプルコードやエラーメッセージを元にWeb検索してヒントを探しながらの地道な作業となるところを、AIチャットの利用でその時間を大幅に短縮できた形です。

最終的にAIチャットを使うことでより高度なプログラムを実現できるようになってもらいたいというのがプログラミングの演習科目の担当教員としての私の立場です。それはこういうことなんだと少しでも伝わればよいなと思ってこのブログにしました。

ちなみに、この実装が進むことで回路の不安定な部分も判明したので、この試みはシステム全体にとっても非常に有益でした。回路とプログラムがセットでIoTデバイスとして成り立つのは電気電子工学科での学びの一つの側面と同じではないでしょうか。

 

ゆっくり風動画作成の挑戦

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

教養学環の加用先生の依頼を受けて、データサイエンス入門に講義内容に関連した研究紹介動画を提供しました。

真面目に研究紹介をするだけでよいのですが、無駄な挑戦に価値を見出してしまったので、ゆっくり風動画にしてみました。だって新しいことに挑戦するのは楽しいですからね。

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ゆっくりMovieMaker4 LiteとVOICEPEAKを使用しました。キャラクタはAdobe Fireflyを使って生成したものとクラウドソーシングで描いてもらった私の似顔絵アイコンを使いました。動画作成には素晴らしいツールが提供されているのですが、いかんせん私が初心者なので10分の動画作成に制作に半日費やしてしまいました。

完全に使いこなせたとは言えませんが、当該科目を受講している学生には衝撃?を与えることはできたようです。中身が伝わったかどうかは心配です。ちなみに内容は既に論文化している内容で、共同研究におけるデータ計測とAI/機械学習によるデータ分析を紹介する内容としました。データサイエンスにはデータの存在が大前提ですが、そのデータを取得する部分にも重要性があるよといったことも伝えられていれば幸いです。

 

入学前交流会を実施しました

| 投稿者: tut_staff

こんにちは、電気電子工学科の天野です。

昨日、総合型入試や推薦入試などで入学が決まっている皆さん向けの交流会を実施しました。

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この入学前交流会は工学部で昨年度から取り組んでいるイベントです。入学前に期間が空いてしまう皆さんの不安を解消し、入学を楽しみにしてもらえるような交流を目指して実施しています。写真は学部全体の様子です。その後、学科ごとに実施しました。

学部部分を教務委員長として私が担当しました(電気電子工学科部分も私が担当ですが)。皆さんから質問をしてもらう時間をとったのですが、とてもハイペースでどんどん質問が出てくるのに圧倒されてしまいました。私はイベント立案・実施が得意ではないので、うまくできなかった部分も多かったと思いますが、全体としてはなんらかの役には立てたかなと思います。

そもそも任意参加イベントですし、参加しなかったから不利になるといったことは一切ありません。参加した人たちが起点となって入学後のスムーズな人間関係の構築につながったらベストです。工学部ではいろいろな取り組みをしているんだな、とご理解いただければ。

 

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